防災準備の後は、
「知識」を備える

防災豆知識（水害・台風、地震）

台風・水害編

　　　災害前　　
　　　発生時　　　
　　　避難時　　
　　　復旧時　　　

地震編

　　　災害前　　　
　　　発生時　　　
　　　避難時　　　
　　　復旧時　　　

台風・水害編（災害前）

気象予報から行動し易い災害が強風や豪雨被害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分　　　　どこでどう困る　　　　　対策例
　










情報		何時頃雨が降り出すか分からない。NHK、民間のウェザーニュースアプリの雨雲レーダをみて予測しましょう。
どれだけの雨量か。（避難準備すべき雨量は？） 下水道の排水能力50mm/hを超える降雨量の予報で、土地の低さ、年齢等を考慮し、早めに避難しましょう。
どこで降るか。NHKの防災アプリで川の映像を確認しましょう。
決壊・越水が予想される河川の場所は？アプリで川の映像が見られるところ。排水ポンプ付近、支流が合流するところは特に注意しましょう。
遠隔地の雨の影響で居住地に影響があるか？あると考えておいた方が良いでしょう。
情報源によって情報が違う、信頼できる情報は？(広域情報) 　普段から情報を比較し、信頼できる情報源を探しておきましょう。
避難すべき適切な建物の所在地は？土地の高低差、避難できるまでの時間を考慮し、事前に探しておきましょう。
避難経路は？事前にチェックしておきましょう。何パターンか想定しておきましょう。
避難所で快適に過ごせるのか。何を持って行くべきか。避難所は快適ではありません。例えば暑さにはウチワ、寒さにはカイロ等、携帯し易く、自身にあった方法を検討しましょう。
ペットを連れて行ける場所は？事前にチェックしておきましょう。







準備　　		何を準備しておけば良いか？マスク、消毒液、体温計、スリッパ等携行します。避難時に両手をふさがない程度で検討しましょう。
持ち出す物の適切な量は？(優先順位)避難時に両手をふさがない程度で検討しましょう。貴重品は荷物と一緒にせず､ウエストポーチ等に入れて体から離さない様に保管しましょう。
ガソリンやブルーシート、水、パン等が売り切れる可能性がある。ガソリン携行缶、屋根破損対応用ブルーシート、食料備蓄は普段からしておきましょう。
強風で窓ガラスが割れる。こちらをご覧ください（暴風対策）
停電で電話が繋がらない。こちらをご覧ください（電話機）
災害発生時、家族と離ればなれの場合の行動について意思疎通するには？一時的に避難場所が違っても、集合する場所を事前に話し合っておきましょう。
土嚢、止水板等、家屋建物の防災・減災対応は？必要な物は準備しましょう。また居住地の自治体に対策用途の補助金制度があれば活用しましょう。
お客様との防災・減災意識の啓蒙。訪問時に話しあっておきましょう。
高齢者・障害者・負傷者の移動のタイミング。自治体より警戒レベル３高齢者等避難が発令されましたら、避難を始めましょう。
自身の移動手段の選択肢。自動車は使わないようにします。渋滞で逃げ遅れる場合がありますので、徒歩や自転車で移動しましょう。
自宅に備蓄品置き場がない。デッドスペースを利用した保管庫を準備しましょう。

台風・水害編（発生時）

気象予報から行動し易い災害が強風や豪雨被害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分どこでどう困る対策例
　




情報　　		排水ポンプが止まった」「＊＊川の＊＊で決壊」という具体的な情報が無い。決壊情報を待たずに、下水道の排水能力50mm/ｈを超える降雨量の予報で、土地の低さ、年齢等を考慮し、早めに避難しましょう。
これから向かう避難所は災害種類に合った避難所か？事前にチェックしておきましょう。
事前に調べた避難経路は適切か？事前にチェックしておきましょう。
事前に調べた避難所に入所できるのか？入所できない場合を考えて代替案も考えておきましょう。
避難所までの所要時間と浸水する速さの関係は？事前にチェックしておきましょう。
通信警察・消防への連絡は可能か、自衛隊への救助要請は？警察・消防へは繋がりにくいと考えましょう。自衛隊の指揮権は各都道府県の首長にあり、一般人が直接呼ぶことはできません。
負傷時負傷者の救命・対応。知識を身につけておきましょう。応急手当の講習を受けておくのも良いでしょう。

自宅内		予想外の浸水時、２階への物資の移動方法は？（家財、食料、重要書類、ＰＣ等）重い物は普段から２階に置きましょう。冷蔵庫はあきらめましょう。







移動		冠水時における移動手段。足元の見えない状態での移動は危険です。ウキワや救命胴衣がない場合は、無理に移動せずに留まりましょう。
高齢者・負傷者の移動手段の決定。徒歩での移動が困難な場合は、避難情報を待たず、早めに車で移動しましょう。
自身の移動手段の決定は？自動車は使わないようにします。渋滞で逃げ遅れる場合がありますので、徒歩や自転車で移動しましょう。
発生した災害程度における持ち出す物と適切な量は？予め災害規模を大中小に区別しておき持ち出すパッケージパターンを分けて準備しておくと良いでしょう。
冠水した道路上の移動時に足元の安全が確認できない。杖や傘で足下を確認しながら進みましょう。
車内に閉じ込められた場合。（走行不可、ドアが開かない）窓ガラスを割って車外へ出ます。専用のハンマーを事前に準備し、車内のすぐ手が届く
場所に備えておきましょう。
夜間に避難しなくてはいけない時、様子が分かり難い。強力なライトを準備しましょう。（こちらをご覧ください）
小さな懐中電灯では見えない。同上
その他出張など、外出先で災害に遭遇したときは？避難所など事前にチェックしておきましょう。

台風・水害時（避難時）

気象予報から行動し易い災害が強風や豪雨被害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分どこでどう困る対策例













避難所		開錠されていなかった場合は？　　　　　　　　　　緊急性がある場合は錠を壊すか、窓ガラスを割って侵入しましょう。　　　　　　
満員だった場合は？複数の避難場所を事前に調べて決めておきましょう。ただし急な増水等の緊急時は入所しましょう。
食糧・飲料水が十分でない場合は？十分でない場合は買い足しましょう。１週間分は自宅に備蓄しましょう。
暑い・寒い場合。暑いときは濡らしたタオルを首に巻き、時々振り回して冷やしましょう。寒いときは防寒具を普段から用意しましょう。
トイレ使用不可になった場合は？簡易トイレを準備しましょう。
トイレットペーパーが無い。災害用の長尺トイレットペーパーを備蓄しましょう。
着替えが不足。古着は捨てずに災害用の備蓄にしましょう。
プライバシーが保てない。寝袋を準備しましょう。
不衛生。消毒用アルコール液や除菌シートを準備しましょう。
病気の感染の可能性が高い。使い捨てマスク、アルコール消毒で防御しましょう。
薬が足りない。普段から１ヶ月分程度は貯めておきましょう。
蚊に刺される。虫よけ製品を準備しましょう。
貴重品管理が難しい。身に着けられるウエストポーチやショルダーポーチに入れて管理しましょう。
退屈？話し相手を作ったり、避難所の運営を手伝いましょう。
外国人の対応。簡単な英会話本、中国会話本で学びましょう。
自宅の様子が分からない。安全になってから見に行きましょう。
自宅へ帰るタイミングが分からない。安全になったら帰りましょう。ただし快適な方を選びましょう。
スーパー、コンビニが休業缶詰等、保存が利く物を備蓄しておきましょう。
銀行、ＡＴＭが休止小銭、千円札を数十枚、貴重品袋に入れておきましょう。
現金がない。小銭、千円札を数十枚、貴重品袋に入れておきましょう。
避難場所が車中の場合、エコノミー症候群を発症予防が大事です。水分の補給とふくらはぎの運動を心がけましょう。
高齢者・障害者・負傷者のケアをする余裕がない。避難管理者に特別なコーナー設置を提案しましょう。







停電　　		携帯の充電不可、パソコン、テレビ、ラジオが使用できない。蓄電機能がある電源を準備しましょう。
７２時間以上の停電で、携帯電波中継基地が稼働が止まる。
上水道、電灯、ガスが使えない。1週間分の飲料水（１日２～３ℓ/人✕１週間）、カセットコンロとボンベ、発電蓄電機能がある電源を準備しましょう。
洗濯が出来ない（水・洗剤・洗濯機がない）。ハイターEXと少量の水でつけ置き洗いしましょう。
車の燃料調達が難しい。携行缶に入れて貯蔵しましょう。ガソリンは40リットル未満、軽油は200リットル未満と決められています。両方同時貯蔵の場合は量が少なくなります。
給水、充電可能な場所が分からない。給水場所は自治体が公開している「拠点給水所」の情報を事前に確認しましょう。充電には蓄電機能がある電源を準備しましょう。
給水、充電に大行列飲料水は１日２～３ℓ/人✕１週間分、風呂に水を貯めておけば生活用水につかえます。充電には蓄電機能がある電源を準備しましょう。





その他		道路寸断など遠隔地からの応援が難しい場合。基本的に自宅避難を考えておきましょう。
精神不安定（イライラする等）ラジオ等、情報源を確保しましょう。
通院できない。薬の備蓄をしましょう。
仕事復帰時の判断休息できる場所を確保した後、ある程度落ち着いたら復帰しましょう。
他人のいびき（不眠やけんか）耳栓を準備しましょう。
コンタクトレンズが洗えない。めがねを準備しましょう。
生理用品を忘れがち。備蓄しましょう。

台風・水害時編（復旧時）

気象予報から行動し易い災害が強風や豪雨被害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分 どこでどう困る対策例








避難所/　自宅		避難所と自宅の距離が遠い。　　　　　　自転車を使用しましょう。パンク修理セットを準備しましょう。
過労（休息できない）休息できる場所を確保しましょう。テント生活を経験しておきましょう。
自宅掃除、不用品の処分掃除道具やゴミ袋を準備しましょう。
不用品の運搬（トラック、ガソリンが無い）一時的な保管場所や運搬は、お住いの地域や自治体の指針に従いましょう。
修繕費の工面（貯蓄額、現金引き出し手段）保険に入る事や貯蓄、収入源を確保しましょう。
人手が足りない親戚、友達、会社の同僚で助け合いましょう。
修理業者不足
高齢者の通院、薬の調達薬を備蓄しましょう。
泥棒貸金庫に預ける。貴重品は持参しましょう。
車が無い場合水没して車が使えなくならない様、高台に駐車しておきましょう。
車の購入費用車両保険に入る事や貯蓄をしましょう。
布団、その他多数の不足品寝袋を準備しましょう。
不足品の購入費保険に入る事や貯蓄をしましょう。


学校		登校できる生徒、先生、出来ない生徒、先生
掃除地域で協力しあいましょう。
授業が進まない。受験に影響 親が教えてあげましょう。









仕事		通勤・お客様への移動手段（やはり車が無いと困る）車の購入資金に保険に入る事や貯蓄をしましょう。
事務所掃除（掃除用具は？）マスク、皮手袋、スコップ、デッキブラシ、ほうき、ちりとり、土嚢袋を準備しておきましょう。
重労働続きで過労長期間覚悟のマラソンのつもりで計画しましょう。短距離走のような無理は禁物です。
コピー機、電話、筆記具等の道具不足筆記具、PC、プリンター、通信機器、は被災しないように、例えば２階にあげておきましょう。
機器・仕事道具の購入費・納期事務機器や測定機器など移動可能なものは、例えば２階にあげておきましょう。工作機械やコンプレッサなど移動できないものは保険に入りましょう。
お客様が被災すると、しばらく仕事がない。ＢＣＰを普段から話し合っておきましょう。
①会社の収入源が無くなる災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
②会社の内部留保が減少災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発
③内部留保が尽きると、給与がもらえなくなる災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発
④会社の廃業災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発
⑤自宅修理、車両購入、その他の購入が出来ない災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発




その他		銀行が被災した場合 送金・入金・給与支払いが不可銀行に災害時の対応を事前に確認しておきましょう。
現金・紙幣、小銭不足 事前に準備しましょう。千円札で数十枚、非常持出し袋に入れておきましょう。
被災が大きいと、元通りの生活になるまで数年かかる。災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
復旧を急がないと（収入源を確保しないと）破産する可能性が高くなる。災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
停電解消時に火災になる可能性ブレーカーを落として避難しましょう。
水害保険に入っておけば良かったという後悔保険に入りましょう。
地球温暖化により台風、水害の再来毎年起こるという意識を持ちましょう。

地震編（災害前）

日本でいつ起きてもおかしくない災害が地震災害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分 どこでどう困る対策例

　　


　
　
　
情報 　　		何処でどのくらいの規模で何時頃起きるのか分からない。 　　　　　　地震予測アプリ等の情報を比較し、信頼できる情報源を探しておきましょう。
震源地が海ならば津波が来るが高さが分からない。居住地の自治体が公開しているハザードマップを活用しましょう。
避難場所は決めているか。津波も想定して、土地の高低差、避難できるまでの時間を考慮し、複数の避難所を事前に決めておきましょう。
我が家はどのくらいの震度に耐えうるか分からない。新耐震基準になった１９８１年６月以前に建てられた木造建物は耐震性が不十分の場合があります。補強で耐震性は向上しますが、過信してはいけません。
発生時、何をすれば良いか分からない。大きな揺れの最中は何も出来ません。自分の身を守ることに専念しましょう。
発生時、家族や社員の安否が分からない。確認方法を事前に話し合っておきましょう。






準備		自宅の家具や家電、社内の重量物の転倒防止対策が分からない。家具をＬ字金具で直接ネジ止めする方法が効果が高く、重量物はアンカーで固定する方法も効果的です。自分で出来なければ業者を調べて相談しましょう。
避難する場合、何をどのくらい準備しておけば良いかわからない。マスク、消毒液、体温計、スリッパ等携行します。避難時に両手をふさがない程度で検討しましょう。
就寝中に発生した場合、とっさの行動がとれない。大きな揺れの最中は何も出来ません。自分の身を守ることに専念しましょう。
発生した時に役に立つ物は何を揃えれば良いか。身動きが取れなくなった場合、むやみに動いて倒壊物のバランスが崩れるとかえって危険です。周囲に知らせるためにホイッスルを携帯しましょう。
自分の移動手段は徒歩か自転車、バイクで移動しましょう。自転車、バイクは乗り捨てることも覚悟しましょう。自動車は使わない。
高齢者や負傷者の移動手段は車での移動は出来ないと思い、代替策を準備しましょう。
お客様との防災・減災意識の啓蒙。防災・減災について自分で調べ備える→お客様に話す→説得力があるでしょう。
地震保険に加入するべきか保障金額や掛け金だけでなく、保険金が「こんな時に支払われる」「こんな時は支払われない」というのをしっかり把握して、掛けた方が得か掛けない方が得かを考えて判断しましょう。

地震編（発生時）

日本でいつ起きてもおかしくない災害が地震災害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分 どこでどう困る対策例





情報 　　　　		震源地の情報、津波の有無は何で知るか、信頼できる情報源は何？ 　　　　　被災地は情報が届きにくい。揺れの大きさ、長さで判断し行動しましょう。
夜は特に周囲の情報が分からない。

停電が起きる可能性が大。外の様子を確認する場合は、照度の高いハンドレスライト、履き慣れたスニーカー、頭を守る物を装着しましょう。
自宅、あるいは近所で火災が起きた場合の行動は隣が火事の時は、消火や飛び火の防止を試みるが、自分の安全を確保し無理はしない。消防車は来ないと考えましょう。バックドラフトに注意しましょう。
大津波警報が発令されたらどうする高い場所へ避難しましょう。震源地や規模、震源の深さ、震源までの距離別に資料を作成するとよいでしょう。

通信		家族等の通信手段、安否確認自分の無事情報を、災害用伝言ダイヤル１７１や携帯電話各社の災害用伝言板、三角通信を行うなど、使い方も含め事前に相談しておきましょう。
停電で携帯が使えない時は地震に関連する過去の事例をメモしておき、参考にしましょう。


負傷時
自分が負傷、がれきの下敷きになった時の準備は家具や重量物の転倒防止を強化。身動きがとれなくても意識があれば笛などが有効。SOS（･･･ーーー･･･）は必須。
負傷者の救命・救助対応正しい知識を身につけておきましょう。応急手当の講習を受けておくのも良いでしょう。車のジャッキが便利。体の一部が圧迫された時は注意が必要でしょう。




自宅内　		停電が1ヵ月間続く、さてどうする？夏の場合、冬の場合アナログ式でできる事を訓練しておきましょう。
室内に留まる、避難所へ向かう、判断基準は何？直後は情報が入りません。過去事例を参考にして取る行動を決めておきましょう。耐震基準は信じない。
ドアが開かない（出られない、入れない）戸建ては窓を割りましょう。アパート・マンションはベランダに避難設備有り。無ければ予防・対策をしましょう。
停電と断水が1ヵ月間続くとしたらどうする？根拠を持って必要な備蓄量を考え準備しましょう。飲水1.5リットル（ひとり一日分）



外出時		車を運転中の時はどうすればよい（震度7の場合）運転中→発生→安全に停止までの行動を細かく考え決めておきましょう。いつも通る場所なら避難先の目星を付けておきましょう。
電車、バスに乗っていた時はどうすればよい。（震度7の場合）起きた時にどうなるかを数多く想定して、どう行動するか決めておけばパニックにはならないでしょう。
デパート、商業施設の人混みの中での行動は。（震度7の場合）色々なパターンを考え、想定しておく。中に居るのが安全か、外に逃げるのが安全か判断できるようにしましょう。
その他出張など、外出先で災害に遭遇したとき避難所など事前にチェックしておきましょう。

地震編（避難時）

日本でいつ起きてもおかしくない災害が地震災害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分 どこでどう困る 対策例












避難所 　　		開錠されていなかった場合緊急性がある場合は錠を壊すか、窓ガラスを割って侵入しましょう。
満員だった場合津波のような緊急時は入所しましょう。複数の避難場所を事前に調べて決めておきましょう。
食糧・飲料水が十分でない場合 十分でない場合は買い足しましょう。１週間分は自宅に備蓄しましょう。
暑い・寒い場合暑いときは濡らしたタオルを首に巻き、時々振り回して冷やしましょう。寒いときは防寒具を普段から用意しましょう。
トイレ使用不可になった場合簡易トイレを準備しましょう。
トイレットペーパーが無い。災害用の長尺トイレットペーパーを備蓄しましょう。
着替えが不足古着は捨てずに災害用の備蓄にしましょう。
プライバシーが保てない。寝袋を準備しましょう。
不衛生消毒用アルコール液や除菌シートを準備しましょう。
病気の感染の可能性が高い。使い捨てマスク、アルコール消毒で防御しましょう。
薬が足りない。普段から１ヶ月分程度は貯めておきましょう。
蚊に刺される虫よけ製品を準備しましょう。
貴重品管理が難しい。身に着けられるウエストポーチやショルダーポーチに入れて管理しましょう。
退屈？話し相手を作ったり、避難所の運営を手伝いましょう。
外国人の対応簡単な英会話本、中国会話本で学びましょう。
自宅の様子が分からない。安全になってから見に行きましょう。
自宅へ帰るタイミングが分からない。安全になったら帰りましょう。ただし快適な方を選びましょう。
スーパー、コンビニが休業缶詰等、保存が利く物を備蓄しておきましょう。
銀行、ＡＴＭが休止小銭、千円札を数十枚、貴重品袋に入れておきましょう。
現金がない。小銭、千円札を数十枚、貴重品袋に入れておきましょう。
避難場所が車中の場合、エコノミー症候群を発症予防が大事です。水分の補給とふくらはぎの運動を心がけましょう。
高齢者・障害者・負傷者のケアをする余裕がない。避難管理者に特別なコーナー設置を提案しましょう。








停電		携帯の充電不可、パソコン、テレビ、ラジオが使用できない。蓄電機能がある電源を準備しましょう。
７２時間以上の停電で、携帯電波中継基地が稼働が止まる。
上水道、電灯、ガスが使えない。1週間分の飲料水（１日２～３ℓ/人✕１週間）、カセットコンロとボンベ、発電蓄電機能がある電源を準備しましょう。
洗濯が出来ない（水・洗剤・洗濯機がない）ハイターEXと少量の水でつけ置き洗いしましょう。
車の燃料調達が難しい。携行缶に入れて貯蔵しましょう。ガソリンは40リットル未満、軽油は200リットル未満
と決められています。両方同時貯蔵の場合は量が少なくなります。
給水、充電可能な場所が分からない。給水場所は自治体が公開している「拠点給水所」の情報を事前に確認しましょう。充電には蓄電機能がある電源を準備しましょう。
給水、充電に大行列飲料水は１日２～３ℓ/人✕１週間分、風呂に水を貯めておけば生活用水につかえま
す。充電には蓄電機能がある電源を準備しましょう。





その他		道路寸断など遠隔地からの応援が難しい場合基本的に自宅避難を考えておきましょう。
精神不安定（イライラする等）ラジオ等、情報源を確保しましょう。
通院できない。薬の備蓄をしましょう。
仕事復帰時の判断休息できる場所を確保した後、ある程度落ち着いたら復帰しましょう。
他人のいびき（不眠やけんか）耳栓を準備しましょう。
コンタクトレンズが洗えない。めがねを準備しましょう。
生理用品を忘れがち備蓄しましょう。

地震編（復旧時）

日本でいつ起きてもおかしくない災害が地震災害です。命を守るために何が必要か考えてみましょう。

区分どこでどう困る対策例










避難所/自宅 　		避難所と自宅の距離が遠い。自転車を使用しましょう。パンク修理セットを準備しましょう。
過労（休息できない）休息できる場所を確保しましょう。テント生活を経験しておきましょう。
自宅掃除、不用品の処分掃除道具やゴミ袋を準備しましょう。
不用品の運搬（トラック、ガソリンが無い）　　　　　　　一時的な保管場所や運搬は、お住いの地域や自治体の指針に従いましょう。
修繕費の工面（貯蓄額、現金引き出し手段）保険に入る事や貯蓄、収入源を確保しましょう。
人手が足りない。親戚、友達、会社の同僚で助け合いましょう。
修理業者不足？
高齢者の通院、薬の調達薬を備蓄しましょう。
泥棒貸金庫に預ける。貴重品は持参しましょう。
車が無い場合水没して車が使えなくならない様、高台に駐車しておきましょう。
車の購入費用車両保険に入る事や貯蓄をしましょう。
布団、その他多数の不足品寝袋を準備しましょう。
不足品の購入費保険に入る事や貯蓄をしましょう。


学校		登校できる生徒、先生、出来ない生徒、先生
掃除地域で協力しあいましょう。
授業が進まない。受験に影響 親が教えてあげましょう。









仕事		通勤・お客様への移動手段（やはり車が無いと困る）車の購入資金に保険に入る事や貯蓄をしましょう。
事務所掃除（掃除用具は？）マスク、皮手袋、スコップ、デッキブラシ、ほうき、ちりとり、土嚢袋を準備しておきましょう。
重労働続きで過労長期間覚悟のマラソンのつもりで計画しましょう。短距離走のような無理は禁物です。
コピー機、電話、筆記具等の道具不足筆記具、PC、プリンター、通信機器、は被災しないように、例えば２階にあげておきましょう。
機器・仕事道具の購入費・納期事務機器や測定機器など移動可能なものは、例えば２階にあげておきましょう。工作機械やコンプレッサなど移動できないものは保険に入りましょう。
お客様が被災すると、しばらく仕事がない。ＢＣＰを普段から話し合っておきましょう。
①会社の収入源が無くなる災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
②会社の内部留保が減少災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
③内部留保が尽きると、給与がもらえなくなる災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
④会社の廃業災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
⑤自宅修理、車両購入、その他の購入が出来ない災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。





その他		銀行が被災した場合 送金・入金・給与支払いが不可銀行に災害時の対応を事前に確認しておきましょう。
現金・紙幣、小銭不足事前に準備しましょう。千円札で数十枚、非常持出し袋に入れておきましょう。
被災が大きいと、元通りの生活になるまで数年かかる。災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
復旧を急がないと（収入源を確保しないと）破産する可能性が高くなる。災害時でも売り上げがたつ商品・サービスの開発。
停電解消時に火災になる可能性。ブレーカーを落として避難しましょう。

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