真実の省エネを探求
目的を明確に
お客様のご要望をお知らせ下さい。
1.夏の暑さを和らげたい
2.冬の寒さを和らげる
3.通年の省エネをしたい
- 適正な遮へい係数は
遮へい係数とは「数値が小さいほど日射熱をカットする」という意味になります。数値が小さいほど室内に入る日射熱が減り、冷房負荷が減りますので、一見、遮へい係数は小さい方が良いと思い込みがちです。しかし、冬でも同様な効果が有りますので、暖房負荷が増加する可能性が有ります。
弊社ではお客様の地域の気象データと太陽高度・方位からお客様の建物の窓に当たる日射量を求め、夏の日射量のカットと冬の日射量のカットの熱収支を計算しており、特に通年の省エネを目的とする場合には遮へい係数が大きい方が良い場合もありますので要注意です。 - 空調使用時間帯でのリアルタイムの熱貫流率を求める
熱貫流率とは「数値が小さいほど窓から逃げる熱が少ない」という意味になります。これ自体は定義なので問題ありませんが、現実の世界では熱貫流率は外気温や日射、風によって大きく変化しています。その変化する熱貫流率を求める新しい評価方法を考案したことでリアルタイムの熱貫流率が分かり、より正確な省エネ試算が可能になりました。 - 空調使用時間帯
例えば夜に自宅へ帰るお宅に、遮蔽係数の小さなフィルム(日射熱をカットする能力が高い)を貼ったとします。昼間は確かに日射量をカットしますが、夜の効果は限定的ですので、省エネになる可能性は低いです。
このように空調使用時間帯はフィルムを決める上で重要なポイントになりますので、弊社の省エネ試算は遮へい熱量(遮へい係数)と断熱熱量(熱貫流率)共に、お客様の空調使用時間帯のみの気象条件と太陽高度・方位を対象にして解析しています。 - その他
冷房使用月、暖房使用月、空調設定温度等も重要な省エネ試算要素です。
フィルムの種類
OP-RF | 遮へい係数0.34 | 夏季の遮熱重視の製品になります |
OP-S | 遮へい係数0.73 | 冬季の断熱重視の製品になります |
OP-W | 遮へい係数0.63 | 万能型の製品になります |
OP-CL | 遮へい係数0.66 | 色が殆どなくフィルムの存在感を感じません |
熱貫流率について
右のグラフはフィルム別の日射量別の熱貫流率実験結果の例です。
その地域の気象状況、窓方向等で変化してしまうため、弊社では、気象データからリアルタイムの熱貫流率を算出し、省エネ試算しております。
施工例・実績
【大手チェーンホテル様(新潟市)】
純粋な空調費5,400万円が4,300万円に、年間1,100万円の空調費削減になります。その割合は下のグラフのように冬季が多いです。
その他実績
会津若松赤十字センター様、山梨県カーディーラーA様、アクアデザイン天野様、大崎電気工業様、表参道新潟館ネスパス様、オリンパステルモBM様、カイングホーム様、関東労災病院様、京葉興業様、済生会新潟第二病院様、静岡パルシェ様、JRタワーホテル日航札幌様、シャトレーゼ会津門田店様、積水ハイムサプライ様、第四銀行様、筑波大学様、十日町市役所様、東京都石油業厚生年金基金様、新潟工科大学様、新潟市役所様、新潟東急イン様、新潟日産様、新潟ふるさと村様、沼津駅アントレ様、箱根観光船様、羽田空港様、ホテル日航大阪様、ホテル日航新潟様、ホテル東武成田様、三菱重工業金沢工場様